あだちSDGsパートナーMeeting(2024年度 第1回)が開催されました!
2024年度 第1回(通算4回目)あだちSDGsパートナーMeetingが
令和6年7月17日(水)18:30から「あやセンター ぐるぐる」にて開催されました。
足立区では持続可能なまちづくりに向けて、一緒に取り組む事業者・団体の皆様を
「あだちSDGsパートナー」として登録しています。
そのパートナー同士が楽しみながら交流し、アイデアを交わす中から
「やってみたい、挑戦してみたい」プロジェクトが生まれるような場づくりを
あだちSDGsパートナーMeetingでは目指しています。
2024年度のスタートとなる初回には、
7企業・個人事業主、合計12名の皆様にご参加いただきました。
乾杯では「あだちビール」が大人気!
はじめに、足立区政策経営部SDGs未来都市推進担当課の小宮課長から、
「この交流会は、パートナー同士の横のつながりをつくることを目的としているので、
今日はみなさん、肩肘はらずに交流しましょう!」とご挨拶。
つづいて、2023年度から皆勤賞でご参加されているリコージャパン株式会社の
星久光さんが「楽しくやりましょう!」と景気よく乾杯の発声を務めてくださいました。
ご用意した飲み物のなかでは、あだちSDGsパートナー特設サイトでも紹介されている
あだちブルワリー株式会社の「あだちビール」が大人気!
あだちビールは、2024年1月から醸造、2月から販売をスタートしたばかり。
9種類のホップを自社農場で栽培する他、トウモロコシなど他の作物の栽培にも着手し、
足立区から世界へ羽ばたくブランドを構築中です。
https://www.adachi-sdgs.jp/story/index.php?c=topics2_view&pk=1712295708
食事は、あやセンター ぐるぐるの斜向かいにある「綾瀬ワインバル八十郎商店」から
出来立てほやほやのデリをご提供しました。
まずは一歩、踏み出してみよう! という気持ちを大切に
乾杯の後は、おひとりずつの自己紹介をしていただきました。
今回は、初めてご参加される方が半数以上です。
「SDGsをキーワードに色々とチャレンジして行きたい」
「色々な意見交換をしたい」
「地域イベントの開催をやってみたい」など
皆さん、いろいろな想いをもって集まってくださったことが伝わります。
足立区は「SDGs 未来都市」「自治体SDGsモデル事業」にダブル選出されており、
SDGsの取り組みにおいて、東京のみならず、全国の自治体のなかでも
「一歩先をいく」自治体として国からも期待を寄せられています。
17のSDGsゴールのなかでは、足立区は特にボトルネック課題である
「治安」「貧困」「健康」「学力」に力をいれています。
「面白い大人を輩出することが、ボトルネック課題の解決につながるのでは?」との想いから、
あだちSDGsパートナーMeetingでは、大人たち自ら、やりたいことを自ら切り拓くための企画やアイデア実現について自由な対話を展開します。それが、ボトルネック課題を解決する原動力、すなわち未来への活力になるのではないでしょうか。
足立区の魅力って?
最初のワークは、足立区の個性について考えます。
「足立区のここが好き」「足立区っていいなと感じた経験」などを、おひとりずつ考えていただき、何人かに発表してもらいました。
他の区から転入してきたZ世代の参加者からは
「家賃が安くて住みやすい。さまざまな支援制度が充実しているのも嬉しい」との
率直な意見が聞かれました。
また足立区外の方のご参加もあり、
「足立区には、カッコいいデザインが多いのに、それをアピールしきれていないのがもったいない。デザインの力で足立区の魅力をもっと高めていけるのでは」との新鮮な意見も。
生まれも育ちも足立区の方から
「いい意味で飾らない、自然体でいられるところ」との発表があると、
参加者の多くが共感の頷きを示していました。
足立区を面白く、楽しく、住みやすくするために、自分だからできることは?
メインのワークショップでは参加者が3つのグループに分かれ、
参加者それぞれが興味のある社会課題と結びつけて、
「あやセンター ぐるぐる」でやってみたいイベントのアイデアを考えていきます。
足立区がより良くなるために、どんなイベントができたらいい?
「こんなイベントが実現したら良いな」という具体的なシーンを妄想してみてください!
とファシリテーターの呼びかけに、参加者は「うーん…」と頭を悩ませながらも、
同じテーブルの方々と談笑しながら笑顔もたくさんこぼれます。
「自分だからできること」という視点も大事にしたいので、
まずは個人ワークで自分の「得意技」を8個(!)がんばって挙げた後に、
それをグループでシェアしあいながら、イベントのアイデアを具体化していきました。
<グループワークで発表されたアイデア>
ただの「こども食堂」ではなく、食を通して地域の子ども・大人・高齢者の交流やつながりが生まれる「場」がつくれたら。子どもが大人に教えるワークショップ。
多様な国籍の人が住んでいるという足立区の特色を生かし、各国の料理が集う食フェスを開催。同時に、日本における食や生活のマナーを教えることで外国籍の出店者も日本の文化をより深く理解できる機会になるのでは。
アウトドアなどで役立つボーイスカウトの色々なスキルを体験できるのと同時に、食ロスやリサイクルについても学べるイベントを企画し、その内容を出前授業にも展開していけたらいい。
あやセンターぐるぐるからエコシステムを生み出し、さらに地域へ発展させていく。
<ご参加いただいた皆様のお声>
・思いがけないアイデアがグループワークで出ました。人の力ってすごい!
・仲間が増え、何でもできるって思った
・あやセンター ぐるぐるで実施するイベントについて短時間でも非常に良い話ができた
・いろんな方と交流する中から、いいアイデアが生まれていくと思った
・2時間半があっという間だった
・オープンな性格の方が揃っていて、楽しく過ごせた
・年上の方との交流がうまくできるか不安だったが、社会人2年目の若者にも優しく寄り添って話を進めてもらえた
・皆さんの想い、感じていることがリアルだった
企画書は、いつでもウェルカム!
積極的かつオープンマインドな参加者の皆さんのおかげで、
第1回あだちSDGsパートナーMeeting は、足立区の未来について
ざっくばらんに語りあいながら、いろいろなアイデアが生まれる場となりました。
ファシリテーションと運営を行う私たちも
「そんなイベントがあるなら参加したい!」とワクワクしたりしながら伺っていました。
第1回の参加者によるイベントをお知らせできる日が待ち遠しいです。
次回のパートナーMeeting(交流会)は10月15日(火)を予定しています。もしご予定が合わない場合でも、「あやセンター ぐるぐる」で開催したいイベントがある方は、以下をご参照ください。
「あだちSDGsパートナー」では、パートナーMeeting(交流会)に参加していない方からもイベントについての企画書を受け付けています。
◎条件
・あだちSDGsパートナー登録申請が完了していること
・足立区のSDGsやまちづくりを推進する内容であること
・2025年3月までに「あやセンター ぐるぐる」でイベント等を実施できること
◎応募締切
2024年9月30日(月) ※残り10枠(2024年7月末時点)
その他、企画の応募・イベント実施についてのお問い合わせは
以下のメールアドレスにて受け付けています。お気軽にご相談くださいませ。
⇒ あだちSDGsパートナー2024年度運営事務局 adachi_sdgs@yuidea.co.jp
「あだちSDGsパートナー」募集中! 詳しくは下記のリンクへ。
⇒ 足立区SDGs未来都市特設サイト https://www.adachi-sdgs.jp/partners/