足立区の未来
向けたアクション

小さな一歩の積み重ねで、
足立区の未来がつくられています。

2023.11.15
レポート

人それぞれが持つ個性や魅力を引き出すファッションを提案し地域の人々を応援したい

「顔タイプアドバイザー」mikaさん

顔タイプを知ることで洋服選びの時間短縮に

似合う柄をわかりやすく伝える診断用の柄布パターン

似合うアクセサリー選びにも理由があります

3人のお子さんを育てながら顔タイプアドバイザーの資格を取得。公務員を退職後、仕事や子育てを頑張る地域のお母さんお父さんはもちろん、関わる人々すべてを応援したい、魅力を引き出すファッションの力で笑顔にしたい、と顔タイプアドバイザーへの転身を遂げたmikaさんにお話を伺いました。

PROFILE

mikaさん(顔タイプアドバイザー)

顔の輪郭・パーツの特徴から「顔タイプ」を8つに分類。似合うファッションのテイスト、服の素材や柄、髪型、アクセサリーや眼鏡など、その人をより輝かせるスタイルを提案しています。

顔タイプアドバイザー
https://mika-kaotype.hp.peraichi.com/end

mikaさん 
結婚を機に足立区在住7年目。元保育士

mikaさん(顔タイプアドバイザー)

個々の魅力を引き出し、地域の人々を笑顔にしたい

2022年9月、SNSの変身企画で顔タイプ診断® を知ったmikaさん。ご自身が顔タイプ「フレッシュ」であり、自分の顔に似合うファッションを知ることで、自己肯定感を取り戻すきっかけを得た体験から、「コレだ!」と開眼。翌日には顔タイプアドバイザー資格取得講座の申し込みを済ませていたそう。顔タイプアドバイザー1級の資格を取得後、10年以上勤めた公務員の職を辞し、起業します。

「3人の子育てに奮闘中、気が付けば自分のことは後回し。毎日同じような服を着て、ファッションのたのしさを感じる余裕もなく過ごしていました。自分の人生はこのまま終わってしまうのか……と絶望にも似た虚しさを感じていたとき、ふと目にしたSNS変身企画で、顔タイプ診断を受けた参加者が生き生きと明るく変化する様子を見て、自分も変われるかもしれない!やってみたい!という気持ちがとめられませんでした。(mikaさん)」

周囲を見ても女性が中心に子育てをするケースが多数派で、自分がやりたいことやキャリアを断念してしまう女性がいる現実を何とかできないか、と語るmikaさん。「女性でも男性でも皆同じようにそれぞれ叶えたい自分と、それを阻む原因がありますよね。そんなとき、顔タイプ診断によるアドバイスで外見の魅力を引き出すアプローチが、その原因となるコンプレックスや障害を乗り越え、内面から元気にしていく可能性を持っていると思うんです。ジェンダーに関係なく、それぞれが魅力を発揮でき、日常生活・社会で輝ける一助になることができればとてもしあわせなことです。(mikaさん)」

思い立ったら即行動タイプのmikaさん。2023年4月に起業後、合同会社えんがわの森川さんが主宰する、「ローカルプレイヤーの教室」(※)に参加し、地域で活動していくためにはどんな活動をしていけばいいのかグループレッスンを受けました。「足立区には地元を愛し、人のことを考え行動する人が多くいることを実感しました。森川さんが提唱する、足立区で生活する人々の“いとおしい暮らし”を応援したい気持ちに共感しています。(mikaさん)」

今後は過去の保育士としてのキャリアも活かし、お子さんと年配の方が交流しながら楽しめるイベント運営や、自身のスキルやモノを物々交換し、互いに紹介し合う企画にも着手していると語るmikaさん。街のあちこちに存在する、いとおしい暮らしを支える人々と共働しながら、足立区を拠点に活動していきたいと、「子育て図書館あだちキッズカフェ」の月一館長を務めたり、街の人の居場所づくりをしたりと、さまざまなイベントの企画運営も手掛けられていくそうです。

(※)ローカルプレイヤーの教室……合同会社えんがわの森川さんが主宰する地域での活動やスモールビジネスの支援を行うセミナー

関連するSDGsゴール

目標5
目標8
目標11

Words for the Next!

未来の足立を見据える「顔タイプアドバイザー」mikaさんの語録

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ライター

足立区の魅力を教えてください。

mikaさん

坂道が少なく移動がしやすいところです。自転車に乗っていると「空が広いなあ」って心地よい風を感じることもあるんですよ。公園も多いし、住んでいて毎日が楽しいです!
足立区だいすきです!

ライター

足立区にどんな可能性を感じていますか?

mikaさん

「地域のために何かやってやろう!」という大人がたくさんいらっしゃることに、「住民力」を感じます。今、足立区のあちこちで行われているひとつひとつの行動やイベントが、大きな力となって全国に発信できるような「何か」が生まれてくるんじゃないでしょうか。

ライター

これからチャレンジしてみたいことはありますか?

mikaさん

地域学習センターで子育てママ向けのファッション講座をしてみたいです。子育て中は自分のことは後回しでSNSなど見る余裕もないママも多いですよね。そんな方々を笑顔にしたい。肩肘張らない等身大のオシャレを提案し、自己肯定感を取り戻すきっかけづくりをしていきたいと考えています。