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SDGsと絡めながらご紹介します。

2023.11.15
コラム

「自分とのデート」、できていますか?一人時間の過ごし方(足立区版)

忙しい日々の中で、自分だけの時間を過ごす機会って、なかなか取りづらいですよね。でも、豊かな自然の中を散歩したり、コーヒーを片手に考えごとをしたり、それをまとめるためにノートや手帳に向き合ったりするのも大切な時間です。そこで今回は、リラックスして「一人時間」を過ごすのにぴったりなスポットなどをご紹介します!

【1】一人でゆっくり散歩をするならここがおススメ!



 心が安らぐものといえば、やっぱり自然。足立区は川に囲まれた地形であることから、多くの自然公園や親水緑道があり、水のせせらぎを聞きながら季節の移ろいを楽しめます。ここでは、足立区内で自然を満喫しながらゆっくりと散歩ができるスポットをご紹介します。
 
 まずは舎人公園駅を降りてすぐの「舎人公園」。広大な敷地で四季折々の草花を楽しむことができます。次に竹ノ塚駅東口から徒歩約20分の「元渕江公園」。公園内は豊かな自然に恵まれ、約500種の生き物を飼育する「足立区生物園」という施設もあります。動植物に囲まれて、自然との「共生」に思いをはせてみてはいかがでしょうか。続いて綾瀬駅から徒歩8分の「八か村落し親水緑道」。昔あった八つの村を通る農業用水路が、地域の憩いの場となるよう残され、それに沿うように緑道が整備されました。全長2.3kmあるのどかな緑道は、場所によって水路の幅や景色に変化があるため、楽しみながら自分のペースで散策することができます。
 
 ここで紹介したスポット以外にも、ご自宅の近くに散歩が楽しめる場所があるかもしれません!ぜひ探してみてくださいね。さて、自然に心洗われたら、次は落ち着いて過ごせる喫茶店に行ってみませんか?

 
【2】散歩の後は喫茶店でホッと一息。



 喫茶店やカフェで、淹れたてのコーヒーを片手にゆったりとくつろぐ時間は、慌ただしい現代社会を生きる私たちにとって至福のひととき。街の喧騒から離れ、ゆっくりとした時の流れを感じることができます。好きなドリンクを飲みながら、思い思いの時間を過ごしてください。

 足立区内には散歩の合間に一休みしたくなるスポットがたくさん。老舗の純喫茶から隠れ家的なカフェまで、一人でも入りやすい個性豊かなお店がそろっているので、ぜひお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。

 喫茶店やカフェでは、読書やSNSもいいですが、敢えて「何もしない」時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。日々、膨大な情報が入ってくる頭の中を、少し休ませることができるかもしれません。そうしているうちに、さまざまな考えが頭に浮かぶこともあるでしょう。そんな時は、心ゆくまで自分と向き合う機会にしてみてはいかがでしょうか。


【3】「ノートタイム」で自分と向き合おう。



 喫茶店などで自分の考えを整理するのにおすすめの方法が、「ノートタイム」。筆記用具を片手に手帳やノートを広げ、じっくりと向き合うことで、自分の思考を深く見つめることができるでしょう。

 ノートタイムには、お気に入りの手帳やノートを使うのも素敵ですが、足立区が作成した「じぶんノート」もおすすめです。「エンディングノート」のひとつですが、健康や生活スタイルに関する欄に留まらず、「自分の好きなもの」「大切なもの」「これまでの出来事」「これからやってみたいこと」など記入項目が多岐にわたっており、若いうちからでも気軽に記入できるようになっています。

 鉛筆などで記入し、考え方が変わったときは修正しましょう。その際、日付もメモしておけば、自分の考え方がいつ、どう変わったのか見返すツールになり、自己理解に役立ちます。

 「じぶんノート」で自身を見つめ直し、健康への意識を高めることは、SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」につながります。また、自分の嗜好性や価値観を理解すると、同時に他者にもそれぞれ好みや個性があることに気付きます。そうした想像力は思いやりとなり、SDGsゴール10「人や国の不平等をなくそう」やSDGsゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」への第一歩に。みんなが過ごしやすい社会を実現するために、自分を深く知ることから始めてみましょう。

<参考>
東京都公園協会「舎人公園」
足立区生物園
足立区生物園「元渕江公園」
あだち観光ネット「八か村落し親水緑道」
足立区「足立区版 新エンディングノートができました」
足立区「じぶんノート」

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