向けたアクション
日常をさらに豊かにするための工夫を、
SDGsと絡めながらご紹介します。
ストレッチもダイエットも筋トレも!「健康遊具」、使ってみませんか?
10月9日はスポーツの日でしたが、皆さんはどのように過ごしましたか?「健康のために何かしなくては……」と思いながらも行動に移せない、という方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、とてもお手軽に運動やトレーニングが始められる方法をご紹介します。
【1】健康遊具って?魅力や使い方をご紹介!
公園で、背の高い鉄の遊具にぶら下がっている人や、背もたれが丸くカーブしたベンチで体を思い切り伸ばしている人を見かけたことはありませんか?
彼らが使っているのは「健康遊具」と呼ばれる器具です。その用途は「脇や背中を伸ばす」「肩を回して筋肉をほぐす」「足にある体のツボを刺激する」「懸垂運動で筋力を鍛える」などさまざま。複数の遊具を使って、自分に合ったトレーニングメニューを組み立てることも可能です。公園に設置してあるので無料で利用でき、ジムより気軽に使いやすいのもうれしいポイント!ウォーキングやランニングといった有酸素運動と組み合わせるのもいいですね。
シェイプアップや筋トレ、生活習慣病予防などに役立つ健康遊具。近年特にニーズが高まっており、設置数も増えています。足立区内ではどこに設置されているのでしょうか。
【2】あなたの「最寄り健康遊具」はどこ?
公園の数、区内に占める公園の面積、どちらも東京23区で上位の足立区。その特徴を生かし、各公園に役割や機能を割り振ることで、それぞれに個性を持たせ、住みよいまちづくりの実現を目指しています。
もちろん、健康遊具を設置している公園も多数あります。ご自宅から近く、通いやすい公園を見つけて気軽に足を運んでみてください。「買い物帰りに立ち寄ってストレッチをする」「子どもが遊具で遊んでいる間に筋トレを行う」というように、生活の「スキマ時間」で使えるのも健康遊具の利点です。
健康遊具は屋外に設置されているため、外の空気を吸ったり、太陽の下で季節の移ろいを感じたりすることでリフレッシュにつながります。また、友人や知人とのコミュニケーションの場になるなど、「公園ならでは」のメリットも挙げられます。ぜひ生活の中に健康遊具での運動を取り入れ、習慣化を目指しましょう!
【3】公園で運動すれば、体だけでなくココロも元気いっぱいに!
運動は身体的な健康だけではなく、精神的な健康に対しても良い影響があると考えられています。2011年には厚生労働省が「4大疾病」に精神疾患を追加し、「5大疾病」とする方針を決めました。多くの方が不安を感じる心の健康(メンタルヘルス)の問題にも健康遊具が効果を発揮するかもしれません。
体を動かすと気分転換になったりストレスが軽くなったりした、という経験はありませんか?運動には幸福感をより強く感じられるようになる可能性が示されており、運動することがメンタルヘルス対策になると考えられています。
厚生労働省は1日20分を目安とした運動を勧めており、手軽に体を動かせる公園での健康遊具を使った運動はおすすめです。足立区では健康遊具の設置や「ウォーキング教室」をはじめとする各種運動教室の実施など、SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」を目標に、さまざまな取り組みを進めています。このコラムを読んで「運動してみようかな」と思った方は、ぜひ足立区の公園や健康遊具、運動教室などをご活用ください!
<参考>
・足立区「健康遊具のある公園を紹介します!」
・厚生労働省「こころもメンテしよう」
・足立区「ウォーキング教室・コース のご案内」
・足立区「公園の健康遊具使っていますか?」