向けたアクション
日常をさらに豊かにするための工夫を、
SDGsと絡めながらご紹介します。
趣味にも、健康にも、節約にも!無限の可能性を秘めた「お弁当作り」にチャレンジしよう
お昼休みは、忙しい毎日の中でほっと一息つける時間。お店で美味しそうな昼食を買うのも良いですが、食費が高くなってしまうのが悩みですよね。そんな時こそ手作りのお弁当の出番!平日のランチタイムはもちろん、休日もお得に楽しむことができるアイデアをご紹介します。
【1】手作りお弁当でほっと一息 毎日のランチタイムを節約しながら楽しもう
手軽にさまざまな味を楽しむことができる、市販のお弁当。仕事や勉強で忙しいときは大助かりですが、毎日食べ続けていると栄養の偏りや食費が問題に……。そこでご提案したいのが、「手作り」のお弁当です。
市販のお弁当とペットボトル飲料を合わせて買うと一食あたり600円程度の出費であるのに対して、手作りお弁当とマイボトルを持参すれば250円程度にまで出費を抑えることができると言われています。その差額は350円。月に20日間、学校や職場に手作りお弁当を持参すれば1ヶ月で7000円、1年続ければ8万円以上もの節約になるのです!かなり大きな金額ですよね。
普段、料理をあまりしない方にとって、お弁当作りはハードルが高く感じられるかもしれませんが、意外と手軽にチャレンジできるもの。おにぎりを握り、夕食の残りものをおかずにすれば立派な手作りランチの完成です。最初は手間をかけずに「手軽さ」を重視してみるのもおすすめですよ。
さらにもう一歩先に踏み出してみたい方は、旬の食材を使った健康的なおかず作りにチャレンジしてみましょう!旬の野菜にはその時期の私たちの身体に必要な栄養素がたっぷり含まれているほか、安価で購入できて節約効果がアップするのも嬉しいポイント。足立区の「早うま!かんたんベジレシピ」では「10分以内にできる」メニューも紹介していますから、夕食後や朝のすきま時間に作ってみてはいかがでしょうか。続いて、平日だけではなく「休みの日」にも楽しめるお弁当ライフについてご紹介します!
【2】秋の休日は0円で満喫!お手製弁当を片手に足立区をめぐってみよう
来週末は、「敬老の日」を含む3連休。ショッピングや旅行に行くのも素敵ですが、足立区で楽しむ休日もおすすめです。手作りのお弁当を片手に、出費0円で楽しむ足立区の新たな魅力発見の旅に出発してみませんか?
まずは「あだち・公園お出かけマップ」をチェック!「花の名所」や「歴史と自然」、「バーベキューができる公園」など目的に応じたお出かけスポットが紹介されているので、行きたい場所がきっと見つかるはずです。行先が決まったら、お昼に食べるお弁当の用意をしましょう。慌ただしい平日の朝と違い、休日にゆっくり時間をかけて、手の込んだお弁当を作ってみるのもいいですね。
準備ができたらさっそく出発!「あだち・公園お出かけマップ」では、足立区の名所を巡るウォーキングコースも紹介されています。しっかり歩いて身体を動かしたあとに青空の下で食べるお弁当は、いつにも増しておいしく感じられることでしょう。
お弁当ライフをさらに充実させたい方には、「足立ブランド」製品のお弁当関連グッズがおすすめです。足立ブランドとは、区内の優れた産業や技術に対して足立区から贈られる名誉ある証。鞄専門店も登録されているので、お弁当を入れるバッグにいかがでしょうか?このほかにも、持ち物への印字を取り扱っているお店があります。普段使っているお弁当箱やマイボトルをアレンジし、世界に一つだけのお弁当グッズを作ってみるのも素敵ですね。ぜひ、連休にお店を訪れてみてください。
【3】プラスチックごみ問題の解決はお弁当!?地球にも優しいアクションを始めよう
お弁当作りで始める節約アイデアをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。実はお弁当ライフは、節約以外にも嬉しい効果があります。洗って繰り返し使えるお弁当箱やマイボトルを持参することで、使い捨て容器の廃棄量が減り、プラスチックごみ問題の解決に繋がるのです。
近年話題になっているプラスチックごみ問題。実はその被害は、私たちの身近なところでも起こっています。足立区の荒川は豊かな自然を有しており、動物たちの憩いの場にもなっていますが、プラスチックごみによる生態系の破壊が課題として残り続けています(第3回のコラム記事参照)。美しい景観が損なわれるだけでなく、消化しにくいプラスチックごみを誤って食べてしまい、生物が亡くなってしまうという問題もあります。
また、プラスチックごみを燃やすときに発生するCO2による気候変動も課題です。足立区では「足立区二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」を掲げ、ウォータースタンド株式会社と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結しています。その取り組みの一環として、都市農業公園には「マイボトル用」ウォーターサーバーが試験的に設置されているのです。500mlのペットボトルをマイボトルに置き換えると、約110~120gのCO2削減につながり、これはエアコンの使用を3時間ほど短くした時と同程度の効果。一人ひとりがマイボトルを使うことで、環境問題の解決に向けた大きな効果が期待されています。
このほか、先ほど紹介した旬の食材を使ったお弁当作りも、CO2排出を削減するためにできる取り組みの一つ。旬の野菜は多くの電力を消費するビニールハウスを使用することなく育てることができるので、結果的にCO2排出量の削減に貢献しています。さらに、足立区で取れた新鮮な野菜を購入し、地産地消に貢献すれば、輸送時に排出されるCO2を削減することができるので、健康だけでなく環境にも優しいのです。
栄養満点の手作りお弁当を食べて、SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」の達成へ。さらに、お弁当箱やマイボトルを活用してプラスチックごみを減らす行動はSDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」・SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」の達成にも繋がっていきます。お財布だけでなく、健康にも地球にも優しいお弁当ライフを、ぜひ始めてみませんか?
<参考情報>
・足立区「【おすすめレシピ】A-メール配信情報を掲載します」
・足立区「『あだち・公園おでかけマップ』をご利用ください!」
・足立区「ウォーターサーバーを試験設置します」
・足立ブランド
・足立区「『海洋プラスチックごみ問題』は足立区にも関係している」
・足立区「CO2ゼロへ 踏み出そう あだちから。」
・足立区「地球のために、マイボトルはじめてみませんか」