NEWS パートナー向けお知らせ
2023.12.15
お知らせ
パートナー向け

第2回「あだちSDGsパートナーMeeting」が開催されました!

「あだちSDGsパートナーMeeting」とは、「あだちSDGsパートナー」にご登録いただいた企業・団体の皆さん同士が顔見知りとなり、持続可能なまちづくりに向けてともに新たな取組を生みだすきっかけづくりをサポートする会です。

令和5年11月30日(木)18:30から北千住銀河ホールにて開催し、大盛況のうちに幕を閉じました。


【区のお悩み相談コーナー誕生!?】
――あだちSDGsパートナーMeeting第2回は12企業・団体・個人事業主の皆さま計18名にご参加いただきました。

「つながる」「ひろがる」「かたちにする」3つのプログラムを通じ、お互いが顔見知りとなり、それぞれの「やりたいこと」「できること」を語り合う場。第2回は足立区のSDGs未来都市推進担当課職員の方のお悩み相談コーナーも登場!その悩みに隠された想いは、足立区の未来を担う、子どもたちの環境づくりにありました。


【挨拶:つながりをメインに深い交流を】
初回に続き、足立区SDGs未来都市推進担当課の伊東課長より参加のお礼と抱負を込めてご挨拶。

「本日はつながりをメインに深めていただきつつ、私たち区が抱える課題への相談企画もぜひよろしくお願いいたします」。軽食やドリンク・アルコールの準備がある第二部の懇親会もお楽しみに、と会場の空気を和らげます。


【ぐるぐる自己紹介タイム】
参加者それぞれが名刺と、あらかじめ用意されたA3サイズの自己紹介パネルを持ってぐるぐると会場内を巡りお互いの自己紹介を始めます。

「にぎりむすび」(※1)のスポンサー企業さんが、にぎりむすび弁当を必要とするご家庭へ届けるNPO団体の方と初顔合わせをしたり、前回の参加者同士が再会したり。足立区での新たなつながりが発展し、自然と会話も弾みます。

本日の参加企業も不動産、印刷会社、福祉、教育、文化芸術など幅広い分野の方々にお集まりいただきました。講師の方や民謡ができる方など、いくつもの肩書や副業をお持ちの方もチラホラ。交流会は人材の宝庫です。

(※1)「にぎりむすび」……足立区内にあるお弁当ショップ。スポンサーを募り地域の子どもたちへ「にぎりむすび」ギフトを届ける食事支援を継続中。
https://nigirimusubi.com/


【第一回参加後の活動報告】 
「あだちSDGsパートナーをYoutubeで紹介」
株式会社Join to enjoy下出誠さん

グラフィックデザインのお仕事をされている下出誠さん。足立区のSDGsロゴマークを制作された方です。

この会で知り合ったSDGsパートナー企業の皆さんとの横のつながりを大切にしたいと、足立区の職員小宮さんこと通称“こみー”とタッグを組み、SDGsパートナーを訪ねる動画を作成してくださいました!

今後も企画に参加・出演希望のあだちSDGsパートナーさんを募集中とのことでした。ぜひ、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

「こみーが行く~文教大学編」 https://youtu.be/40ULwJl37Sg

【足立区の課題:貧困対策】
「あやセンターぐるぐる」で子どもたちがワクワクできるサービスを考える

いよいよ足立区のお悩み相談企画コーナーへ。その背景には足立区が力を入れている子どもの貧困対策がありました。

長年にわたる子どもの健康・生活実態調査の結果、生活困難の有無に関わらず、第三者の大人と接する機会が多いほど、子どもの自己肯定感が上がるということがわかりました。そのため、区は子どもと大人が触れ合う機会を増やしたい、しかし区職員では頭の固いアイデアしか出てこない――。

そこで本日の参加者であるあだちSDGsパートナーの皆さまからも、ぜひぜひアイデアを募集したいとのことでした。区の実態調査のお話を聞き、参加者からもあたたかい拍手が沸き起こり、区の子どもたちの環境を作るこの企画を応援したい気持ちが伝わってきます。

【ディスカッション】
子どもがワクワクすること=「やってはいけないこと」!?

各チームが3つの班に分かれ、ホワイトボードを使って思いつく限りアイデアを出し合います。「子どもがワクワクすること?何だろう?」プログラムを子どもに教えるサービスを行うひとりの男性がサッと手を挙げました。

「心当たりがありますよ。それは……やってはいけないこと」「それだ!」「確かにそうかも」思わぬ名案に区職員の皆さんからも感心の声が上がります。

「でもガラスを割ってケガしたら……」「そこは大人が見守りながら」「オムライスに子どもがほしがるままケチャップをかけさせるのはどう?」「意外と学べることも多いかも」子どもの対象年齢や、どこまでやらせるべきか、熱いトークが盛り上がる第1班のグループ。

お隣の第2班では、子どもが好きなお祭りをテーマに出店のアイデアが止まりません。

「メダカを育ててメダカすくいは?」「お湯を使った防災食や、お米を使った甘酒づくり、大人にも利き酒ができるかな?」「映像を使ってバーチャル世界旅行もできるよ」「あやせぐるぐるセンターの名前から、ぐるぐるのテーマ曲を作ろうか?」「ぐるぐる音頭とか?」とあやセンターぐるぐるにちなんだアイデアも。

第3班は子どもの体験不足を意識したアイデア。「川が近いなら釣り体験とか?」「どこかで田植え体験できないかしら?」「自転車や時計を分解して、また組み立てるのはどうかな?」シニア世代が親世代、孫世代へ伝えていけるよう、第三世代にわたる交流の場も生まれそうです。

最後にアイデアを5w1hで具現化できるか検討を重ね、第一部は終了。第二部は懇親会として軽食やドリンクをはさみ、リラックスした雰囲気のなか親睦を深めました。

足立区から生まれた新しいアイデアの種が、「あだちSDGsパートナーMeeting」でワクワクするイベントの芽を育み、街のあちらこちらで花を咲かせようとしています。アイデアのつぼみがどんなふうに変化を遂げるのか、ご期待ください。

足立区では「あだちSDGsパートナー」へご登録いただける企業・個人事業主の方々を募集中です。次回は令和6年2月下旬頃に開催予定です。お楽しみに。

◆参加者の声
「今日はじめて参加しましたが、足立区を盛り上げたい人がこんなにいるんだと驚きました」
「ほがらかで、やさしい感じの空間ですごく楽しかったです」
「勉強になりました。あっという間の時間でした」

「あだちSDGsパートナー」募集中! 詳しくは下記のリンクへ。
足立区SDGs未来都市特設サイト https://www.adachi-sdgs.jp/partners/